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Golf Meets GYROTONIC®!

ジャイロトニックを体験して(ゴルフとジャイロトニック) 岩下寛昌

私は、ゴルフが大好きです。2年前に競技に参加してから、更にゴルフの魅力に取り付かれてしまいました。ゴルフをより上達しようと思うと、もちろん打ちっぱなしに行って練習をすることも必要ですが、基礎体力の向上や体の柔軟性やバランス、そしてメンタル面など、多くのことを身につけることが大切です。つまり、体が理にかなった動きをいつでも自然に出来るようになることが、究極の目指すところだと思います。これは、たいそうなことを書いているようですが、ゴルフをやられている皆さんであれば誰でも、競技をやっていようがいまいが、ナイスショットはしたいですし、いいスコアであがりたいものですよね。出来れば、いつでも!
 そこで、私は、ゴルフに良さそうな物は何でも試して取り入れるように心がけています。今まで、通常の筋トレ、スイミングはもちろん、加圧トレーニングなども実践してきました。先日、ゴルフ雑誌に、“ジャイロトニック”がゴルフにいいらしいと掲載されていました。ジャイロトニック??しかも、あやしげなトレーニングマシンの写真。むむ、興味を惹かれました。早速調べてみると、
“英語でGyro−は『輪、円、らせん、スパイラル』を、Tonicは『調子をつける、整える』をそれぞれ意味します。ダンス、ヨガ、水泳、気功、太極拳といった様々なボデイーワークからなる動作パターンの中でも特に回旋/曲線/円周状の動きをふんだんに取りいれ、 正しい骨格姿勢をふまえた上で関節に負担をかけずに運動できるようプログラミングされたトータルボディワークアウト(全身運動)です。 このエクササイズは身体の表層部のみならずコアな部分(深層部)の筋肉(インナーマッスル)、そして内臓までやさしく刺激し、 その働きを活発にすることを促進します。より少ない力でより大きくのびやかな動きやエネルギーを生み出す身体を目指ざします。”
 何やら、これはゴルフに役立ちそうだ!と思い、10回の体験コースをすぐさま申し込んでみました。感じたことを列挙すると、以下の通りです。
@ まず、骨や関節がどう動くのか意識をさせられるということです。筋トレをしても、どう動かすかなどとはあまり今まで考えたことはなかったです。筋肉は、骨を覆っているわけで、筋肉がなければ体は動きませんが、同時に、その基の部分の骨がどう動くのか、また、骨同士を接合している間接の各部位がどう動くべきなのかといったことを考えさせられます。難しいことを書いているようですが、そういうことがイメージ出来るということです。私も、実際完璧にわかったわけではないのですが、イメージ出来たり、意識できるということは重要だと思います。イメージを描けることは、全身をくまなく使い、しかも通常行わない動きで構成されているゴルフをする上では、非常に役立つと思います。多くの私含めたアマチュアが、手打ちであり、スエーをしていたりしているわけですが、これは、体の動きを良く考えていないことが大きいと、今ひしひしと感じています。というのも、私も、今までいろいろレッスン書を読んだり、レッスンに通ったりして、自分なりに理解していたつもりでしたが、結局、なんとなくしか練習してこなかった、もしくは、細かい動作ばかりに気をとられていたような気がします。まずは、大きな基本動作を身に付けてから、細かい部分を調整していくべきであるとつくづく感じます。得てして私もそうですが、とにかく打ちたい、すぐいい結果がほしい、飛ばしたい等々、そんなことばかり考えてひたすら球を打っているものです。しかし、骨や間接を意識することで、今までのいろいろなピースが繋がってきたように感じられたことが、大きな収穫だったと思います。下半身の動き・骨盤の動き、その動きを上半身に繋ぐのが、いわゆる体幹部分であり、上半身の捻転は、体幹を中心に背骨に沿って行われ、肩甲骨や腕の各関節が連動して動く、といったような各ピース動きの繋がりがイメージ出来るようになりました。難しいことを書いているように感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言えば、レッスン書などに書いてあることが、理解しやすくなったということです。多くのレッスン書やレッスンプロが言うことが違うことは多々ありますが、それは表現の仕方の問題で、特に基本的な動きの部分は、同じことを言っているものであり、そうしたことがイメージしやすくなると思います。ジャイロトニックを通して、各ゴルフレベルの人で感じ方が異なるとは思いますが、ゴルフの上達の手助けになるエクササイズであることは、間違いないと思います。
A 実際に、エクササイズをしてすぐに体感出来ることは、例えば、肩甲骨の稼動域が大きくなるということです。ちょっとびっくりしました。肩甲骨や、股関節など、ゴルフにおいて重要な部分であり、ここをうまく且つ効率的に動かせることが上達のpointであることは言うまでもありません。
ゴルフの飛距離や安定したスイングが身に付く基本は、こういった部分をうまく動かせることだと、よくレッスン書には書いてありますよね。悲しいかな、年齢を重ねるにあたり、最近からだが硬くなり、稼動域が小さくなってきている自分を痛感している私には、まさにうってつけのエクササイズであったと思います。
B エクササイズは、全身の各パーツにおいて、プログラムされているので、ひとつひとつ体験すると、体験してみないとわからない感覚と、動きやすくなっている自分を感じることが出来ます。な、なるほどーと言ったちょっとした驚きがあります。
C ゴルフ目的とはいえ、全身のバランスが当然整ってきたり、稼動領域を広げるエクササイズなので、結果として、体の硬さが取れることと、肩こりなどが緩和されるというメリットもありました。私は、どうやら体が曲がっていたようですが、そんなことも気づかせてもらいました。
D 私のニーズに合わせて、マシンの運動の他に、ゴムバンドやボールを使ったエクササシズも行ってくれました。肩甲骨の動きを良くするエクササイズは、今では、ゴルフの前に準備運動の一貫として、必ずやるようにしています。
E 併用して、ジャイロキネシスも受けてみました。こちらは、ジャイロトニックのようにマシンは使わない、ヨガタイプのフロアエクササイズでしたが、こちらはまた違った意味で楽しかったです。
“簡単なセルフマッサージから始まり神経と身体を目覚めさせ、背骨が本来持つ様々な方向性(丸める、反る、横へ曲げる、ねじる等)を合わせ持ったムーブメントを通して筋肉や関節を調整しバランスを整えると同時に血流を促し内臓まで活性化させる事を目指します。関節にストレスをかけないように筋肉の使い方、方向、タイミングを常に意識したムーブメントをリズミカルな呼吸と共になめらかに繰り返す事によって身体自身(筋肉,関節)がその質の良い動かし方を学習、記憶し、結果的に姿勢改善や肩こり/腰痛の軽減につなげる事が期待できます。”
とあるように、全くその通りの体感を得ることが出来ました。先生によって、筋トレの要素が多くハードであったり、柔軟性をよりエクササイズ出来たりと、それぞれありましたが、終わったあとは、とてもすがすがしく、且つ心地よいfeelingを得ることが出来ました。呼吸を意識したり、ヨガのようなメンタル的な静寂も得ることが出来たりするので、こういった部分は、ゴルフにも役立つものであったと思います。女性が多かったですが、男性でも全く問題なくレッスンを受けることが出来ました。
どちらも今までにないエクササイズであり、一度体験されることをお勧めします。特に、ジャイロトニックは、奥深く、10回ではとても体得できるものではありませんが、前延した通り、いろいろなことを体感出来ると思いますし、ゴルファーにもお勧めできるものであったというのが、感想です。