なぜ、マリジョゼのコースを選んだのか?
2006年9月から12月……ロスでの4か月をまとめてお伝えします☆
コースのカリキュラム
Classは火曜・木曜は、8:30-13:00でマリジョセのマシーンのクラスです。
朝8:30前にスタジオにそれぞれが集まり、来た人からウォーミングアップを始めています。そして、8:30になると1度みんなでマリジョゼの元に集まり、講義があったり、質問から入ったり、すぐに実践に入ったりして、その日が始まっていきます。
マニュアルは、ビギナー・インター・アドバンスと順に進んでいきます。1つのエクササイズに対して、1人のモデルを使い、まずはマリジョゼがcueingやtouchingを実践で見せてくれます。そして、注意点や理論を交えながら、さらに細かな指示を教えてくれます。そして、その後ペアや3・4人にのグループに分かれ、お互いの体を使ってclientとteacherを交代で練習します。その間にマリジョゼが見て回ってくれていて、私たちの指導のやり方にアドバイスをくれます。自分がclient役の時にマリジョゼがちょうど回ってきてくれて、触ってもらえた時には、この感覚を絶対に忘れないように体の全部の神経を使って体にしみこませておきます。彼女の手から、全てが伝わってくるんです。そして、自分がteacher役をしている時に、指導のアドバイスや方法を見せてくれた時には、マリジョゼの言葉1つもらさないように、それからtouchを目に焼き付けておきます。そんな感じで、だいたいみんなが両方の役を終えた所で、次のエクササイズに進んでいきます。全てを忘れたくないので、見て聞いて感じてと感覚を研ぎ澄ませている、ものすごい集中状態の4時間半はとても楽しいのですが、終わるとどっと疲れます。途中の休憩で、LAの青空の下で太陽を浴びている時は、本当に太陽からエネルギーをもらって光合成をしてます。
金曜は、8:30-12:30のmatclassでIlyseの日です。このクラスもマニュアルにそって、ビギナーから進んでいきます。始めに、Ilyseのmatclassを1時間くらい全員で受講し、その後でclassの中のエクササイズを1つ1つ、Ilyseが動きを見せてくれながら、cueingや注意点、modification、サポートのやり方を教えてくれます。クラスの中でtestがあり、1人が3つのエクササイズを担当し、交代で教えあうこともありました。
参加者
2006年秋のコースの参加者は、18人でした。そのうち男性は2人、1人はかなりのマッチョな男性でした。国でいうと、日本人が2人、台湾人、スペイン人、ブラジル人が1人ずつです。年齢も職業もさまざまで、20代〜50代後半まで、主婦、ダンサー、大学で講師をしている人、エステシャン、ボディマッサージなどなど。個性的で陽気で、エネルギーに満ち溢れている人たちばかりでした。
マリジョゼのPrivate session
マリジョゼのオリジナルのセッションは、smartspine(http://www.smartspine.com/)というラベンダーのとてもいい香りのするものを、電子レンジで暖めて、それを体のさまざまな所において使うというものです。本当にあたたかくて、体が安らぎ、心までも和らいでいきます。
(ナチュラルフローにもありますので、ぜひ体感しにきてください☆)
マリジョゼは、一般のclientさんではなく、体に障害を持っている方を主にセッションしています。なので、普通の生活も困難な人もたくさんきますので、セッションは決して楽なものではなく、見ているのがつらくなることもあるほどで、1人1人のclientの熱心さにいつも私自身が勇気をもらっていました。でも、そのclientさん達ははマリジョゼだから、彼女を心から信頼し、彼女に会って自分の体が変わっていくとに希望をもてるようになり、だからとても前向きに明るい気持ちで自分の体と向かい合っていられるのだと思います。セッションにくるたびに、見ている私にも変化が目にみえ、人間の体の可能性にいつも驚かされていました。そして、セッションが終わった時の1人1人の笑顔が毎回とても印象的でした。
LA life
LAでの毎日は、本当にシンプルなものでした。自分の家とスタジオとの往復、自然 と自分の好きなものと安心できる人がいる。それは、1番贅沢で、私の1番の幸せだと 強く感じました。ただ生活することは、LAでも日本でも変わらず、忙しくなりがちで、いろんな 人がいて、心がわさわさしてきます。いろんなマイナスの力が渦巻いていたり、余裕がなくなるからでしょうか。。 そんな中で、どんな時でも笑顔で、そしてシンプルに生活していきたいと思うこの頃です☆